真多呂人形・御徒町 – 人形づくり体験

木目込み人形の歴史

大八人形「すずめ踊り」(真多呂人形所蔵)

木目込み人形は、いまからおよそ280年前の江戸元文年間に、京都の上賀茂神社に仕えていた高橋忠重が作った加茂人形が「木目込人形」の始まりです。
当時の人形は、柳の木を素材に木彫をほどこし、そこに溝を掘り、神官の衣裳の端布を木目込んだ素朴なものでしたが、現在の木目込人形は改良を加え、鋳型に桐の木の粉を原料とした桐塑を詰め、原型と同じ塑像を作り出すことが出来るようになりました。
木目込み人形は国の認定を受けた日本の伝統工芸品で昔ながらの素材と工法で作られています。
この古い時代をテーマにした人形が新鮮に映るのは、正確な時代考証にもとづいた美しさの追求、妥協を許さない真剣な人形作りが、280年の歴史を経て人形に息吹を与えたからではないでしょうか。

真多呂人形とは

上賀茂神社

木目込人形発祥の地である上賀茂神社から認定を受けた唯一の正統伝承者。真多呂人形は日本人形のメーカーで101年間木目込み人形と呼ばれる種類の人形を作り続けています。
人形原型は金林真多呂による手作り。すべての工程も職人の手により魂を込めて一体一体丹念に作り上げられています。
真多呂人形は、これまでの浮世絵、歌舞伎物、あるいは童物のほかに、平安朝の美を題材にした平安絵巻の雅やかな世界のものまでも表現しています。いままでの木目込み人形のイメージを一新し、現在の木目込み人形の世界を築きました。作られているお人形は女の子の元気な成長を願うおひなさまや男の子の成長を願う五月人形です。
日本の伝統芸能の能や歌舞伎のほか 季節や時代に合った様々なお人形を製作していることも真多呂人形の特徴です。

真多呂人形がなによりも大事にしていること

三代目・金林真多呂

それは「木目込み人形唯一の正統伝承者」の名に恥じない“確かな技”です。
正統伝承者である初代・金林真多呂が伝統的な技術を忠実に受け継ぎ、二代目が現代の新しい感覚を取り入れつつ人形制作を総合芸術として高めてきました。
そして現在、三代目・金林真多呂が想いを引き継ぎ、さらなる真多呂人形の発展のために尽力しております。
真多呂人形は後世に日本の素晴らしい伝統を普及し残して行くためにお人形の販売だけでなく職人の養成や趣味のお人形作りを楽しんでもらうために学校も併設し約55年で4万人の資格者を出しています。
是非 日本らしさを味わえるお人形作りをお友達と楽しんだり大切な人へのプレゼントとして、またご自分への記念として体験してみてください。完成するまで責任をもってお手伝いさせて頂きます。
皆様とお会いできることを楽しみにお待ちしております。

人形づくり体験のご案内

概要

真多呂人形では、初めての方でもできる人形づくり体験メニューをご用意しています。

場所

真多呂人形会館
東京都台東区上野5-15-13

開催日/時間

月曜日~金曜日 9:00~16:00
その他のお時間はご相談下さい。

コース

1時間コース 瓢箪(ひょうたん)・まり(ストラップ・マグネット等)
2時間コース 幼姫(おさなひめ)・幼君(おさなきみ)
3時間コース 忍者

料金

2,500円~5,000円

※2名以上30名くらいまで

お問合せ

Email: travel@ebrand.co.jp

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