染絵てぬぐい ふじ屋 – 浅草

染絵てぬぐい ふじ屋

染絵てぬぐい ふじ屋は1946年の創業以来、三代にわたって手拭図案を描いています。
この図案を元に型を彫り、注染染めという技法で手拭を作っています。
注染染めとは、東京都の伝統工芸品として指定されている「東京本染ゆかた」と同じ伝統技法で、型紙を生地の上にのせ防染糊をひき、染料を注ぎ下から吸い込み、模様部分にだけ必要な色染めをする型染め技法です。
ふじ屋は晒しの糸からこだわったオリジナルの生地を使い、熟練の職人が丁寧に染めています。
その為プリントのものとは違い吸水性、速乾性に優れ、使うほどに馴染み柔らかく、色合い、色の褪め方など、飾っても良し!使っても手触りや色の変化を楽しんでいただけます。
仕入れなどをせず、浅草の地で三代にわたり受け継ぐオリジナルの図案や、干支、暦、江戸小紋柄、天明四年(1784)「てぬぐいあわせ」の復刻柄、手拭を使用したハンチング帽、がま口、ポーチ、団扇その他小物など品揃えは数百点にのぼります。

手拭とは

めで鯛
め鯨

木綿を丁寧に下処理した「晒し」に染色を施した染め布で、ふじ屋では幅35㎝、長さ90~110㎝としています。
手拭の歴史は古く、平安時代には神祭具として用いられるなど高貴な扱いでした。
手拭が現在のように幅広い用途で使われるようになったのは江戸時代からです。
銭湯や食事時の膝かけ、農作業、旅支度、武道や踊り、歌舞伎役者の名刺代わりに用いられるなど、まさに衣食住にかかせない生活必需品であったといえます。
天明四年(1784)に開催された「てぬぐいあわせ」に出品された「め鯨」は横に飾ることで『めくじらたててはいけません』いう意味を込めています。
洒落や見立てが大好きな江戸の人々にとって手拭は、自己表現のツールでした。
それぞれが思い思いの手拭を持ち歩くのはお洒落であり、まさに粋であったのです。
現在はタオルなどの普及もありますが、手拭ならではの特性を活かしハンカチやキッチンなどの水回り、食事の膝掛け、日よけ、山登りやジョギングの際の汗ふき、着物の半襟やスカーフ、鉢巻き、テーブルセンター、旅行トランクに結び付け目印に、包むことでラッピングに等々、生活に合わせ様々な使い方が出来ます。
また、四季毎に額に飾りお部屋のインテリアとしても楽しんでいただけます。

ご使用上の注意

本製品は染め物の為、色落ち、色移りをする可能性があります。
余分な染料を落としてからお使い下さい。
また、お洗濯はお水での手洗いをお願い致します。

新柄 干支 お誂え ご配送

先代が考案した手拭額は手拭の特性を活かしたオリジナルの額です。
ご自宅で簡単にお張り替えができます。
中板の表面を濡らし、手拭を置きます。
少しずつ水をつけながら手で貼ることで折りじわをとっていき、濡れたまま額の中に戻し、裏蓋をして半日程度平置きにし乾かしてから飾って下さい。

水貼り手拭専用額

先代が考案した手拭額は手拭の特性を活かしたオリジナルの額です。
ご自宅で簡単にお張り替えができます。
中板の表面を濡らし、手拭を置きます。
少しずつ水をつけながら手で貼ることで折りじわをとっていき、濡れたまま額の中に戻し、裏蓋をして半日程度平置きにし乾かしてから飾って下さい。

場所

染絵てぬぐい ふじ屋

染絵てぬぐい ふじ屋
〒111-0032 東京都台東区浅草2-2-15

Linh Vlog Japan: 浅草・歌舞伎まち歩き – まち歩き体験(後編)

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